ブランドストーリー

目次
1、インディアンの予言
2、地球の病
3、ムラブリとの出会い
4、地球とコネクト
5、コロナの襲撃
6、方舟の完成
7、虹の部族の出会い

1、インディアンの予言

“地球が病んで動物たちが姿を消し始めるちょうどその時、世界中から虹の戦士が現れこの世を救うだろう”

2、地球の病

今まさにジャングルが破壊され、動物が絶滅し、氷が溶け、洪水が世界各地を襲っている。このままじゃ地球がやばい!なんとかしなきゃ。
でも僕の力ではとても微力すぎて何もできない。1分間に東京ドーム2個分の森が消えているというのに…。2030年代には北極の氷が全て溶けてしまうかもと言われているのに…。僕はただ泣きべそをかきながら絶望感に打ちひしがれている。取り返しのつかない臨界点がもうそこまで迫っている。

3、ムラブリ族との出会い

2008年の春、僕は旅の途中でムラブリ族のハンモックと出会った。ムラブリ族はつい数十年前までタイとラオスのジャングルの奥地にひっそりと住んでいた狩猟民族だ。だが彼らは森林伐採の影響で棲家を失い、とうとうこの文明社会に出てきてしまった。

ある日スイス人の冒険家が未開の地を求めて旅をしていた。そこで偶然ムラブリ族のすみかに辿り着いた。理由を知った旅人はムラブリ族にハンモックの編み方を教えてやり、今では山の中にコミュニティを築き、ハンモックで生計を立てながら穏やかに暮らしている。

   《ムラブリ族からのメッセージ》

「森林伐採は自分たちの棲家を失うことになる。我々の二の舞を踏むべきではない」

彼らはハンモックを通して我々文明人に警告とも取れるメッセージを発信し続けている。

4、地球とコネクト

帰国後ムラブリ族のハンモックをヤンバルの森に吊った。そしてあの日を境に僕の人生が大きく動き出した。

“柔らかいベッドに包まれて目を閉じるていると次第に「森の会話」の中に自分が入り込んでいることに気づく。

鳥のさえずり、虫の声、木々のざわめき、小川のせせらぎ、森の香りなどが体の中を通り抜けていく。まるで自分の体が自然と一体化したような不思議な感覚。

そこはとても居心地が良く美しい世界。まるで天国のようだ。ずーっとここにいたい。そんな気持ちのいいところ。気づいたらずっと頭の中を覆っていた霧がいつの間にか消えてなくなっていた“

この不思議な体験後、ボクはとうとう決意した。一度きりの人生、やりたいことをやって生きていこう!旅に出る前の自分とは180度違う自分がいた。地球はいつでもボク達人間を受け入れ、癒し、治癒してくれる。今度はボク達が地球を癒し治癒する番だ。

そして僕は会社を辞めて「ムラブリハンモック」を立ち上げて、ムラブリ族のメッセンジャーとなった。

5、コロナの襲撃

全ては順調にいっていた。しかしある日突然あいつがやってきた。コロナだ。急に湧いて出てきた一つのウイルスがあっという間に地球を覆い尽くし、恐怖の闇に落としいれた。このウイルスの起源にはさまざまな説があるのだがその中でも有力な説の一つに自然界からの感染がある。インフルエンザにしても狂牛病にしてもコレラ、HIVにしても動物から人へ移ったというのが定説だ。人間達がやってきた生態系の破壊、大気汚染、海洋汚染、土壌汚染に神様が怒ったのではないか?そうだとしても不思議ではないと思った。

ムラブリからもハンモックが届かなくなり、僕らは窮地に追いやられていった。

6、「方舟」の誕生

ーインド神話「マヌと洪水物語」ー


僕はある日、仕事でインド・ヒマラヤ山脈の麓の村「マナリ」を訪ねていた。

シバ神の寺院前を歩いていたところ前から目ん玉をカッピラいたオヤジが喰い気味に話しかけてきた。面識はない。

村人「アンタはジャパニか?」

ボク「そうだよ」

村人「日本が大変なことになってるの知ってるか!?」

ボク「⁉︎」

日本列島を巨大津波が襲った2011年3月11日のことだった。

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インド神話の中に「マヌと洪水物語」がある。

ある日マヌが手を洗っている時に一匹の小魚が手に入ってきた。

魚(神の化身)はマヌに言った。

「私を養ってくれたら後に襲ってくる大洪水からお前を守ってやる」

マヌは言われた通り魚を保護し大きくなったところ海に帰してやった。

やがて魚の予言通り大洪水が世界を襲い全人類を滅ぼした。

だがマヌだけは予言通り舟を作っておいたおかげで生きながられることができた。

その舟がたどり着いた地がここ「マナリ」だと言われている。
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ノアの方舟のように世界にはさまざまな洪水神話が語り継がれている。もちろんボクには神様のお告げを聞く力なんてない。だけどボクには方舟(ハンモック)を作る技術がある。

なぜなら僕は10年間ムラブリ村を訪ねるたびに編み手の工房に入り浸り、一日中そこで過ごしていたから。来る日も来る日も編み手の手作業をずっと眺めて過ごしていた。

そしてやはり僕はあの忘れてはならない日にあの場所に立っていた事実を単なる偶然のことだと思いたくなかった。日本から遠く離れたインドの山奥で、まるで自分だけが方舟に乗って逃げてきたかのような罪悪感を抱えて生きてきた。きっとこの先僕らが進めていく道になくてはならない重要な指針になると感じていた。

そして2021年6月、ハンモックブランド「方舟」が誕生した。

7、虹の戦士の目覚め

方舟のミッション「ミライの地球に虹をかける」

「ミライの地球に虹をかける」という言葉には、未来の子供たちに希望と喜びを引き継ぐことを約束しています。その世界では、澄んだ空気と清らかな水、緑豊かな大地を子供たちは自由に駆け回り、生き物たちと喜びを分かち合いながら成長していきます。

母なる地球と精神的に深く結びつき、リジェネラティブな関係を築く。

それが我々の目指す世界です。

“地球が病んで動物たちが姿を消し始めるまさにその時、世界中から虹の戦士が現れる“

そしてネイティブアメリカンの予言と繋がります。

ボクらは人々の心の中に眠る「虹の戦士」を呼び覚まします。「方舟」に乗って「地球とコネクト」することで大いなるエネルギーを授かり、「虹の戦士」として目覚めていく。ミライの地球に虹をかけるために。